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カダフィ大佐「国民は私を愛している」

リビア、政権側が首都周辺で激しい反撃

【ドバイ=太田順尚】最高指導者カダフィ大佐派と反体制派の衝突が続くリビアで、政権側は28日、首都周辺の都市で激しい反撃を続けた。首都トリポリ西方約50キロの要衝ザウィヤを攻撃。首都東方の都市ミスラタでも反撃を続けた。AP通信によると政権側は、反体制派が制圧したチュニジア国境の検問所を奪還した。

カダフィ大佐は28日、米ABCテレビのインタビューで「国民は私を愛しており、彼らは私を守るために命を捨てる覚悟だ」と徹底抗戦の姿勢を強調した。

治安部隊は反体制派が制圧したザウィヤを包囲し、28日夕、一斉攻撃を仕掛けた。反体制派が撃退したものの、AP通信は住民の話として、カダフィ大佐がザウィヤの有力部族指導者に、1日早朝までに中央広場から撤収しない場合、空爆すると警告したと伝えた。

第3の都市ミスラタでも政権側が発砲し、少なくとも2人が死亡。リビアメディアによると、首都トリポリでは反体制派のデモに政権側が発砲し、数人が死亡した。

その一方で、政権は28日、東部を制圧した反体制派に対し、食料や医薬品を携えた特使を派遣。外務省幹部は「対話を試みる」としたが、反体制派は応じない構え。また、リビアメディアは、カダフィ大佐が側近の情報機関トップを更迭したと伝え、政権内部の亀裂が深刻化している可能性がある。

一方、リビア国営石油のガーネム総裁は28日、AP通信に対し、リビアの原油生産量が半減したと明らかにした。

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