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中国製造業景況感、3月も改善続く 中小企業になお厳しさ

【北京=大越匡洋】中国物流購入連合会が1日発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月に比べ2.1ポイント上昇の53.1となった。製造業の景況感を示す同指数の改善は4カ月連続。欧州債務危機の影響で落ち込んでいた輸出の受注状況も持ち直してきた。ただ中小企業には厳しさが残り、先行きになお不透明感が漂う。

PMIは全国の製造業820社へのアンケート調査を基に算出する。50を上回れば拡大、下回れば縮小を示す。昨年11月に2年9カ月ぶりに50割れとなったが、在庫調整の進展に加え、米国など外需の回復傾向、中国の内需の底堅さを受け、改善が続いている。

項目別では、新規受注指数が4.1ポイント上昇の55.1。自動車、セメントなど内需の伸びが期待できる産業が受注を増やした。生産も1.4ポイント上昇の55.2となった。

ただ輸出向けの新規受注状況を示す指数は51.9。2カ月連続で50を上回ったが、前月比0.8ポイントの上昇にとどまり、規模別では中堅企業は50を下回った。英系金融大手のHSBCが発表した3月のPMI確報値は48.3と50を下回った。HSBCの調査はより広範な中小企業を対象としているとされ、中小企業の経営の苦しさが透ける。

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