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日本経済、10年後の姿は 創論・時論アンケート

2013/5/5 3:30
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日本経済新聞は毎週日曜日、国内外の重要なテーマについて各界の論客の意見を紹介する「創論・時論」を掲載しています。これにあわせて電子版では読者アンケートを実施しています。今回の質問は(1)安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」で、10年後の日本はどうなっているか(2)日本が克服すべき経済不振の最大の原因は――です。皆さんのご意見をお聞かせください。選択肢にない回答などもコメント欄で受け付けます。

読者ネットアンケート

(1)安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」で、10年後の日本はどうなっていると思いますか。

(2)日本が克服すべき経済不振の最大の原因は何だと思いますか。

受付は終了しました

アベノミクスを受けた株高や円安で、日本経済には楽観ムードが漂っています。萎縮していた企業や消費者の心理が上向き、日本がデフレと低成長のワナから抜け出すきっかけになれば、との期待も高まっています。

では、アベノミクスは日本、あるいは世界にどんなインパクトをもたらしうるのでしょうか。アベノミクスはまだ詳細を詰めている最中ですが、やや長い目で政策転換の意義をさぐることも大事かもしれません。そこから、さらに必要な課題が浮かび上がってくる可能性もあります。

日本の高度成長を分析した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」をエズラ・ヴォーゲル氏が出版したのは1979年。その後、80年代の日本経済はバブルによる底上げもあって、「日本脅威論」が巻き起こるほどに元気がありました。

しかしバブル崩壊でつまずいた日本は、90年代に入り一転してジェットコースターの急降下を思わせる軌跡をたどりました。「too little,too late(小さく、遅すぎる)」と批判され続けた対応を転換し、政策の総動員で流れを反転させようとした賭けこそが、アベノミクスだと言えます。

これが日本の底力を引き出し、経済を再浮上させる突破口になりうるのか。10年先の日本経済の姿を想像し、未来の視点からアベノミクスの中身に過不足がないか逆算してみるのは一つの手でしょう。

その際には、日本経済が抱える問題の本質が何かについて改めて思いを巡らせ、アベノミクスが抜本的な解決の糸口を提供しうるかを見極めることが重要になりそうです。例えば人口構造が根っこの問題だとすれば、目先の財政・金融政策だけで将来にわたる問題の解決は望みにくく、移民の受け入れや、生産性を持続的に高める何らかの方策が必要になるはずです。

長期にわたるデフレや低成長、債務の増大に苦しんだ国が、過去にどんな手を打ち、どんな末路をたどったのか、歴史を振り返るのも参考になるでしょう。日本の政策転換を、経済史という枠組みの中でどう位置付けるべきか。皆さんのご意見をお聞きします。また、参考になりそうなご意見がありましたらコメントをお寄せください。

 アンケートの受付は終了しました。結果と識者インタビューは下記に掲載しています。
▼読者の考えは
10年後の日本「成長路線」6割
10年後の日本について読者のご意見
経済不振の最大の原因についての読者のご意見
▼米ハーバード大のニーアル・ファーガソン教授に聞く
アベノミクス、経済史的な意義は
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