創論・時論

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 「創論・時論」は先が読めない時代のヒントを識者と読者、記者が一緒に考えるコーナーです。電子版では各回のテーマにあわせて登録会員を対象とした調査を実施し、結果を紙面と電子版に掲載します。今週(5月12日~5月15日)のテーマは「非正社員はさらに増えるかです。会員でない方はこちらから登録できます。

アベノミクスで景気上向くか 創論・時論アンケート

2013/1/6 3:30
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日本経済新聞は毎週日曜日、国内外の重要なテーマについて各界の論客の意見を紹介する「創論・時論」を掲載しています。これにあわせ、電子版では読者アンケートを実施しています。今回の質問は(1)アベノミクスといわれる安倍新政権の金融・財政政策をどう評価するか(2)経済重視の安倍政権下で今年の景気はどう動くか――です。皆さんのご意見をお聞かせください。選択肢にない回答などもコメント欄で受け付けます。

読者ネットアンケート

(1)アベノミクスといわれる安倍新政権の金融・財政政策をどう評価しますか。

(2)経済重視の安倍政権下で今年の景気はどう動くと思いますか。

受付は終了しました

日本経済はデフレが長引き、景気後退に陥っています。昨年12月に発足した安倍晋三政権が最も優先する課題は経済であり、デフレと不況の克服なのです。

安倍氏は首相就任前から、そのための手段として、アベノミクスといわれる思い切った金融緩和や円高の是正、積極財政を挙げています。金融政策は日銀の仕事ですが、安倍首相は政府と日銀がもっと協力して、世の中におカネが出回るようにすべきだと唱えています。

一段と金融を緩和することの最大の狙いは、行き過ぎた円高の是正にあります。米欧に比べて日本が多くマネーを供給するようになれば、外国通貨に対する円の供給が増え円安が進みやすくなる。周辺の経済学者とともに、安倍氏はそう考えているようです。

積極財政の柱は公共投資です。この点で安倍首相が掲げるのは、10年間で200兆円といわれる国土強靱(きょうじん)化計画です。今年夏に参院選を控えていることもあって、安倍政権は10兆円規模の2012年度補正予算を組むとみられています。

歳出増に伴い国債の発行は増えますが、政権としては日銀に国債の買い入れ増加を求めるなどして、長期金利の上昇を防ごうとする見込みです。一連の景気浮揚策、つまり金融緩和、積極財政、円安の組み合わせは、典型的なケインズ政策ともいえます。

安倍政権によるこうした積極策については、デフレ心理を克服し、企業や家計が投資や消費を増やす際の刺激になる、との見方があります。一方で、積極財政がバラマキと受け取られ、日銀の国債購入がそのための尻ぬぐいとみられるようだと、日本の経済や金融市場は揺らぎかねません。

思い切った景気刺激策によって、日本経済が持ち直すかどうかについては、見方が分かれています。その際のカギを握るのは、政策的にテコ入れしている景気がそのまま持続的な成長局面に入れるかどうかです。

 アンケートの受付は終了しました。結果と識者インタビューは下記に掲載しています。
▼読者の考えは
アベノミクス「評価できる」7割超
安倍政権の金融・財政政策についての読者のご意見
安倍政権下での今年の景気についての読者のご意見
▼A.ポーゼン氏と河野龍太郎氏に聞く
アベノミクスに問う 積極緩和・財政の先
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安倍新政権の経済政策を読み解く

前回のテーマは先進国の民主主義政治


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