2019年6月20日(木)

神経回路作るたんぱく質「マイゴ」発見 東大

2013/4/29付
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東京大学の千原崇裕講師と関根清薫特任研究員らは、脳の神経細胞が回路(ネットワーク)を正しく作るために欠かせないたんぱく質を発見した。このたんぱく質がなくなると神経細胞が誤った回路を作ることから「マイゴ」と名付けた。米スタンフォード大学との共同研究で、米科学誌ネイチャーニューロサイエンス(電子版)に掲載された。

ショウジョウバエを使い、神経細胞で信号を受け取る樹状突起の中の小胞体を調べた。小胞体は生命維持に必要なたんぱく質を作り出す。小胞体の膜にあって糖を取り込むたんぱく質を遺伝子操作で作れないようにした。すると樹状突起が正しい方向に伸びず、必ず特定の誤った神経と回路を作った。

発見したたんぱく質「マイゴ」ができないと、樹状突起で必要なたんぱく質が作られなくなり、正しい方向に伸びなくなる。

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