フェノール、安価な合成法 名古屋大

2013/4/30付
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 名古屋大学の渡辺芳人教授と荘司長三准教授らは、医薬品の原料となるフェノールの新しい合成法を開発した。酵素を使って基礎原料のベンゼンから作る。高温高圧下で合成する従来法と異なり、室温で1つの工程で作製できる。安価な合成法として実用化の可能性を探る。研究論文がドイツの化学誌(電子版)に近く掲載される。

 細菌の酵素「シトクロムP450BM3」に注目した。食用油に含まれる脂肪酸の一部の構造を変える働きをするが、ベンゼンには反応しない。

 研究チームは酵素を働かせる物質に似た構造の化合物を探索。この化合物を酵素に加えるとベンゼンをフェノールに変える性質になることを見つけた。1分間に約120回反応する。簡単な実験では40分でベンゼンの約8.4%がフェノールに変わった。

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