2018年1月19日(金)

分子科学研究所、超電導トランジスタを有機材料で実現

2013/8/26付
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 分子科学研究所の山本浩史教授らは、超電導材料を使ったトランジスタを開発した。セ氏マイナス261度以下に冷やすと電気抵抗ゼロの超電導状態になる有機材料を使った。電圧を数ボルト上下させると、超電導状態と電気が流れない絶縁状態を切り替えできる。半導体の大規模集積回路(LSI)に比べて計算速度が100倍に高まるとみている。

 科学技術振興機構のプロジェクトで理化学研究所も研究に参加した。詳しい内容は、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に発表した。

 大きな電流でも電気抵抗ゼロを保つ金属やセラミックスの超電導材料は磁石や送電に使われている。

 今回の開発で採用した有機材料は、わずかな電圧と電流の変化で超電導状態が壊れるデリケートな性質を逆手にとって利用した。

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