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福島原発、炉内の燃料に直接散水 冷却方法変更に着手

東京電力は26日、福島第1原子力発電所3号機の原子炉内にある核燃料を効率よく冷やすため、冷却水の注水方法を変更する作業に着手すると発表した。緊急炉心冷却装置(ECCS)の配管などを転用、冷却水が燃料に直接降り注ぐようにする。原子炉圧力容器の温度を早く下げる効果があり、原子炉の水温がセ氏100度を下回る「冷温停止」の早期達成を目指す。

3号機への注水は現在、給水配管を使っている。冷却水が燃料を収めた容器の外側を流れて温度を下げている。

新たな方法は、冷却水を燃料棒の上部から散水する。燃料棒が滝に打たれる形になり、冷却効果が高いとされる。少量の冷却水で効果的に冷やせれば、漏れ出る汚染水を減らせる利点もある。

使える配管を選ぶため、3号機の2、3階を日本製ロボット「クインス」を使って調べる。現場を動画で撮影し、放射線量を測る。

ただ3号機は炉心溶融(メルトダウン)で、核燃料が崩れ落ちている可能性が高い。想定通りに冷やせるのか、崩れた核燃料が漏れてくる恐れはないのかといった不安は残る。

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