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放射性物質の拡散予測とは(きょうのことば)

▽…放射性物質のような目に見えない小さな物質が大気中にまき散らされた場合、どのように拡散していくかを予測するのはとても難しい。気象条件によって風の流れが刻々と変わるうえに、雨や雲、地形にも影響されるからだ。

▽…今回は、まず全国の原子力発電所で東京電力福島第1原発並みの事故が発生したと仮定。各原発の1年間(8760時間)の風向きや風速、降雨量など過去の気象データをもとに、16方位について放射性物質の飛ぶ距離を計算し、1週間の積算放射線量が100ミリシーベルトに達する地点を割り出した。拡散予測の技術は軍事技術でもあり核兵器保有国が先行しており、米原子力規制委員会(NRC)が使用している手法を使った。

▽…拡散予測には緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)もある。ただ、SPEEDIは原発付近の地形情報や事故時点での風向きの分布など詳しい情報をコンピューターを使い解析するため、今回のような年間を通じた拡散の傾向を計算するとデータの量が膨大になり、対応は難しい。

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