原子力規制委、慎重派と会合

2012/11/21付
保存
共有
印刷
その他

原子力規制委員会は21日午前、原子力に慎重な意見を持つ有識者らとの意見交換会を開いた。飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長ら5人を招いた。規制委が独立性や透明性を確保する方法などについて意見を聞き、今後の活動に生かす。

飯田氏のほか東京電力福島第1原子力発電所の事故調査委員会や市民団体の関係者が出席した。

まず規制委の田中俊一委員長が発足後の取り組みを説明。続いて有識者から事故を防げなかった原子力規制行政への批判や、子供の被曝(ひばく)を防ぐ必要性などについて意見を聞いた。

原発内の活断層問題について、飯田氏は「大飯原発はなぜ動かしながら調査するのか」と運転停止を要請。浅岡美恵気候ネットワーク代表は「(活断層の有無で)委員の意見が分かれた場合はどうするか、基本姿勢が問われている」と指摘した。

政府事故調の委員を務めた作家の柳田邦男氏は「事故調を引き継ぐ組織が必要だ」と述べ、規制委が検証を続けるよう求めた。民間事故調を指揮した船橋洋一・日本再建イニシアティブ理事長は「霞が関文化といかに戦うかに尽きる」と語った。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]