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野菜・原乳・水から放射性物質 微量、食べても影響なし

東北や関東地方で採取されたホウレンソウや原乳などから、暫定規制値を超えた放射性ヨウ素や放射性セシウムが相次いで検出された。ただ、その数値は健康にすぐに影響を及ぼすレベルではなく、現段階で過剰に不安がる必要はなさそうだ。

食品の暫定規制値は今回の福島第1原子力発電所の事故を受けて、厚生労働省が17日に策定した。食品衛生法に基づき、生産者などはこの値を上回る食品を出荷・販売できないが、仮に食べたからといって直ちに健康を害するというわけではない。

例えば、今回、ホウレンソウや原乳から検出された放射性物質の量は、1年間摂取をし続けたとしても、がん検診などに使うコンピューター断層撮影装置(CT)1回分に相当するレベルだという。

1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリの原発事故の時には、放射性物質で汚染された牛乳を飲んだ住民の間で健康被害が起きたとされる。ただ、食品安全委員会の専門委員を務める唐木英明東京大学名誉教授は「日本は(出荷検査など)厳しすぎるぐらい(放射性物質の有無を)確認している。チェルノブイリのような事態にはならない」と話す。

放射性物資の汚染は水道水にも広がっている。文部科学省によると、宇都宮市や東京都新宿区、新潟市などで放射性ヨウ素や放射性セシウムが検出された。いずれも基準値を下回っている。

枝野幸男官房長官は20日夕の記者会見で、水道水から検出されたことについて「特別な措置をとる必要があるという情報は私には入っていない」と述べた。

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