2018年9月23日(日)

岡山大、ウイルス使い食道がん治療

2013/12/23付
保存
共有
印刷
その他

 岡山大学の藤原俊義教授らは、がん細胞だけを狙い撃ちして破壊する特殊なウイルスを使い、食道がんを治療する臨床研究を始めた。5年間に12人の患者に投与し、放射線治療も併用しながら、効果を確かめる計画。国内で新しい治療法の承認に必要な臨床試験(治験)につなげる。

 すでに、岡山大発バイオベンチャーのオンコリスバイオファーマが米国での治験で安全性を確かめている。ウイルスは内視鏡で患者の腫瘍部分に注入する。風邪などの原因となるアデノウイルスを遺伝子操作し、がん細胞だけで活発に働いている酵素によって増殖するよう工夫した。

 正常な細胞にもウイルスは感染するが、増殖しないため、副作用などは起こりにくいと考えられる。ウイルスを使う治療法は従来の手術や抗がん剤などに比べて患者の負担が少なく、効果が長続きする利点があるといわれる。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報