2019年5月21日(火)

東大と大日本印刷 超高速で本をデジタル化

2012/11/20付
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東京大学と大日本印刷は20日、紙の本を自動的にめくりながら各ページの画像を撮影してデジタルデータとして保存する装置「ブックスキャナー」を、横浜市のパシフィコ横浜で始まった図書館総合展で公開した。文書や写真、イラストが入った本などを、毎分250ページを取り込み、そのまま電子書籍化する。大日本は図書館の蔵書など向けに、2013年度にもサービスを始める。

大日本が開発した自動的にページをめくる装置に本を載せ、2種類のカメラで撮影する。東大の石川正俊教授らが開発した超高速カメラがまずは毎秒500回、各ページの形をとらえ続ける。ページのゆがみが少ない状態になったときに、別の高画質カメラで1枚撮影し、画像を平らな状態に修正して保存する。

写真や漫画、手書きの文字にも使え、例えば歴史上の偉人が何か書き込みをした本のページでもそのまま電子化できる。

これまではスキャナーで本を読み込む場合、本を裁断して1ページずつばらしたり、本を開いて強く押しつけたりする必要があった。貴重な本には使いにくい方法だった。

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