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福島第1の停電、配電盤付近に異常か 東電復旧急ぐ

(更新)

東京電力福島第1原子力発電所の一部で18日午後7時ごろに停電が発生した問題で、東電は19日午前に記者会見し、所内の仮設配電盤に異常が発生した可能性があることを明らかにした。19日午前10時の時点でも復旧しておらず1、3、4号機の使用済み燃料プールの冷却装置などが止まっている。原因は調査中で半日以上が経過しても冷却装置復旧のメドはたっていない。

故障箇所の修理に時間がかかる場合、東電は冷却装置への電線をつなぎ替えてプールの冷却を再開する対策を検討する。使用済み燃料は熱を発しており、19日午前10時のプールの水温はセ氏約16~31度とみられ、1時間に約0.08~0.37度ずつ上昇するとしている。最も水温が高い4号機で、社内規定のセ氏65度に達するまでは停電後4日半かかるため「時間的な余裕はある」(東電)という。

使用済み燃料プールの冷却装置に加え、燃料を保管する共用プールの冷却装置や、放射性物質を含む汚染水を処理する装置なども停止している。格納容器に窒素を供給する装置は19日午前3時すぎに復旧した。

所内の電気系統はつながっており、1カ所で異常が発生すると故障が広まるのを防ぐために各所で電気を遮断する構造になっている。このため停電箇所が広がった可能性があるという。

菅義偉官房長官は19日の閣議後の記者会見で、福島第1原発の停電について「現場では復旧作業に全力で取り組んでいる。最悪の事態に備え、代替手段に万全を期す。まったく心配ない。対策を講じている」と述べた。

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