消防庁の放水で放射線量微減 19日未明、福島第1原発

2011/3/19付
保存
共有
印刷
その他

経済産業省原子力安全・保安院は19日、東京消防庁が同日未明に福島第1原子力発電所3号機に向けて高性能放水車で放水した後に、2号機から約500メートル離れた場所の放射線量が微減していたと発表した。放水前の18日午後12時20分の放射線量は毎時3.219ミリシーベルトだったが、放水後の19日午前1時50分には同3.181ミリシーベルトに下がっていた。放水直後の午前1時前後は一時上昇した。

18日午後の防衛省・自衛隊による約50トンの放水の際も、同じ場所の放射線量が毎時3.484ミリシーベルトだったが、放水直後には同3.339ミリシーベルトに微減した。放射線量は風向きなどの影響も受けるため放水の効果かどうかは不明だ。

18日午後の放水時は水蒸気が確認された。東京大学の岡本孝司(原子力工学)教授は「水蒸気が見えたことから使用済み核燃料プールに水が入っていることは確かで、プールの水が減るのを抑える効果が期待できる。放水だけで冷やすわけではなく、電源が復帰した後に冷却装置で冷やすことになるだろう」と説明している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]