2019年1月20日(日)

気象庁、静岡東部地震「東海地震と結びつかず」

2011/3/16付
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15日夜に静岡県東部を中心に起こったマグニチュード(M)6.0の地震について、気象庁は「東海地震と結びつくものではない」との見解を示している。ただ「震源の場所は活断層があると把握している場所ではない」といい、これまでに知られていない断層だった可能性がある。

15日の地震を引き起こした断層については、プレートの境界ではなくプレートの内部にある断層とみている。地震の発生場所やメカニズムなどが東海地震の想定とは異なる。

東日本巨大地震が誘発した地震かどうかについては「現状ではわからない」と説明している。

15日の地震は断層が水平にずれる「横ずれ断層型」と垂直にずれる「逆断層型」の特徴を併せ持っており、「逆断層型」の東海地震とは異なる。断層が動いた方角も東海地震とは違うという。また今回の震源は、東海地震の想定震源域からは東に約20キロ離れている。

東海地震の場合、国は事前に前兆をとらえて住民の事前避難などを促すことを目指している。

東海地震予知のカギとなる前兆現象は「前兆すべり」と呼ばれるものだ。震源域の一部が地震の発生前にはがれ、ゆっくりと滑り動き始めるとされる現象のことで、気象庁は東海地域に設置したひずみ計で前兆すべりをとらえようとしている。

今回の地震ではひずみ計に異常が現れなかったことから、気象庁では東海地震との関連を検討する「地震防災対策強化地域判定会」の臨時会は開かないとしていた。

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