養殖向きマグロ、遺伝子で選別 肉質や卵の数
水産庁など10年後めど実用化
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水産庁や水産総合研究センターなどが、遺伝子解析技術を使って脂ののったおいしいマグロを養殖する実用化研究に乗り出した。成長が早く、たくさん卵を産むかどうかなどを調べながら、10年後を目標に採算の合うクロマグロの完全養殖法を確立する。
共同研究には近畿大学や東京海洋大学、マルハニチロ水産(東京・江東)なども参加する。
養殖に適した卵を産む親マグロを選別するため、遺伝子解析用DNAチップを開発した。マ...
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