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北太平洋のセシウム減少鈍る 気象研「海流の影響で」

気象庁気象研究所は東京電力福島第1原子力発電所事故で北太平洋に放出された放射性セシウムの濃度の減り方が、昨秋以降、鈍っているとする分析結果をまとめた。9日に開いた気象研の成果発表会で青山道夫主任研究官は「循環する海流の影響で、いったんは北米方面に遠ざかった放射性物質が日本の沿岸に戻ってきている可能性がある」との見方を示した。

セシウム137の濃度は2011年4~5月時点で原発の沿岸で1立方メートル当たり約1億ベクレル、50~260キロ沖合では同1万ベクレルだった。その後濃度は減少に転じたが秋以降は減り方が鈍ったという。

北太平洋に放出されたセシウム137の総量は、1.55京(京は1兆の1万倍)~1.85京ベクレルと試算した。核実験の影響で1970年には約30京ベクレルが観測され、11年3月の原発事故直前には同6.9京ベクレルまで減っていたが、事故で20~30%上昇したとみている。

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