M7級なお警戒、専門家が指摘 余震「1年後も」
宮城で震度6強

2011/4/8付
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今回のマグニチュード(M)7.4の地震は3月11日のM9.0の巨大地震の余震との見方が有力だ。遠田晋次・京都大学准教授は「(3月の地震で)割れ残った(地球を覆う)プレート境界で発生した余震だと考えられる」と指摘。「震源がプレート境界面に近いため津波が高くなりがちで注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。

大地震から数カ月後に余震とみられる大きな地震が起きるケースは過去にもある。2004年12月26日にスマトラ沖でM9.0の地震が発生した際にも、3カ月後の05年3月29日に同じ付近でM8.7の地震が起き多数の被災者が出た。

東京大学理学部の井出哲准教授は今回の地震は「プレート内部に亀裂が入って起こった」と推測。「M9.0の地震が起きればM7クラスの余震は10回以上は起こる。時間が立つほど大きな余震は起きにくくなるが可能性がゼロになるわけではない」と指摘する。平田直・東京大学地震研究所教授によると、「大きな地震があると人に感じられない余震は1年くらいは続く」という。

東大地震研究所の大木聖子助教は今回の震源地に注目。「文部科学省の地震調査研究推進本部が今後30年のうちに99%発生すると想定していた宮城県沖地震と場所も規模もほとんど同じだ」と指摘する。「3月11日の地震の時にこの場所も連動して(断層が)滑ったと思われたが、滑らずに残っていたかもしれない」という。「最大余震が本震から1年して起こることもありうる」として、引き続き注意するよう呼びかけている。

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