2019年7月19日(金)

女子心わしづかみ「ココッパ」 スマホ販促のホープ

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2014/2/5 7:00
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 ユナイテッドのスマートフォン(スマホ)の画面着せかえアプリ「CocoPPa(ココッパ)」が急成長している。かわいいアイコンや壁紙が世界中の若い女性に人気を集め、ダウンロード数は2000万を突破し、海外の利用者も多い。有料コンテンツや姉妹アプリなどの新サービスも開始。海外で存在感を高める「LINE(ライン)」のようなドル箱に成長するのか、注目される。

画像共有SNSが普及後押し

「ココッパ」のアイコンを使ったスマホのホーム画面

「ココッパ」のアイコンを使ったスマホのホーム画面

東京都千代田区に住む大学生の山野真依さん(22)は昨年秋、友人に勧められてココッパを使い始めた。アイコンはピンク系の女性らしいデザインで統一している。「アイコン1つ1つを自分好みにアレンジできるのが楽しい」

ココッパには38万種類以上のアイコンと9万種類以上の壁紙が登録されている。そのほとんどが、個人がパソコンやスマホのお絵描きアプリを使って描き、投稿した無料のイラストだ。お気に入りのアイコンにコメントをしたり、好きな投稿者を「フォロー」したりといった機能も備える。

ココッパの利用者のほとんどは10~20代の若い女性。ココッパ事業部の千島茂マネージャーは「これまでアプリの宣伝には投資してこなかった」と話す。それでも配信開始から約1年半で利用者数が2000万人にまで拡大した背景には、「インスタグラム」などの画像共有SNS(交流サイト)の存在がある。ココッパのアイコンを使ったスマホ画面の画像がネット上で話題になり、東南アジア、欧米と海を越えて人気が飛び火した。昨年12月には米国で、米アップル社のアップストアが選ぶ年間ベストアプリの一つにも選ばれた。

海外ユーザーの多さがココッパの強みだ。ダウンロード数の4割弱を北米が占め、続く日本は2割弱。残りを欧州やアジア、南米などで分け合う。違う言語を話すユーザー同士が交流できるよう、コメント欄には米グーグルの翻訳機能を搭載。アプリそのものも日本語のほか英語、韓国語、フランス語など10種類の言語で提供する。

昨年8月には米国に現地法人を設立。アプリを紹介するウェブ広告の投入などを通して、米国でのユーザー拡大をねらう。目標は「今年3月末までに3000万ダウンロード」(早川与規会長兼最高経営責任者=CEO)と高く掲げる。

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