2019年8月25日(日)

ゾゾタウン「WEAR」の衝撃 着る楽しさ再発見 (村山らむね)

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2013/11/29 7:00
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「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイが始めたスマートフォン(スマホ)の新アプリ「WEAR(ウェア)」。早速、パルコで体験してみた。

《ポイント》
(1)消費者からみたWEARの魅力は着る楽しさの再発見にある。
(2)WEARと店舗の共存には店員の接客力と発信力の向上がカギ。
(3)WEARはO2Oにとどまらない本質的なアプリに育つ可能性も。

WEARを体験できる池袋パルコ(東京都豊島区)

WEARを体験できる池袋パルコ(東京都豊島区)

消費者から見たこのアプリの魅力を3つに絞って紹介したい。まず、いいなと思った商品を使ったコーディネートが簡単に見られる。店舗では今シーズンの組み合わせをマネキンに着せたり、スタッフが着たり、ブランド都合の情報提供がなされる。WEARでは実際に購入した人などによる自由なコーディネートを見ることができる。「こんな着かたがあるのか」「こんな靴と組み合わせるのか」など深い情報が得られる。

2つ目はスタイリング発信の楽しさ。売り手や雑誌のスタイリスト中心の発信に買い手も関われる。すでにたくさんのフォロワーをもつ人気の「スタイリスト」が登場している。クックパッドで市井の料理研究家が見いだされ、レシピ本を出版するようなスターも誕生した。同じように身近だからこそまねしたい、参考にしたいと思わせる、発信力の高いスタイリストがWEARを舞台に生まれ、毎日のコーディネートを日記代わりにWEARにアップすることで、自己表現の楽しさやファッションの面白さを発見する人も出るだろう。

3つ目は買えることだ。目の前に商品があれば店舗で購入できる。だが希望のサイズや色がなく、店舗に再来店できず、今週中にも入手したいというときは便利だろう。店舗内では様々なブランドの気に入った服のバーコードだけを読み込んでおき、帰ってからゆっくりコーディネートを参考にしながら購入することも可能だ。ただ体験した感想では、スタッフに話しかけられて試着までして購入は断った上で、後日WEARで購入するのは多少背徳感がある。

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