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セブン&アイ、そごう八王子店閉鎖を発表

セブン&アイ・ホールディングスは23日、来年1月末に傘下の百貨店、そごう八王子店(東京都八王子市)を閉鎖すると発表した。衣料品専門店などに顧客が流れ、売上高がピーク時の半分以下に落ち込んでいた。百貨店市場は昨年まで14年連続で縮小し、全国で閉鎖が広がっている。一方で今春に大阪市と福岡市に相次ぎ新店が誕生するなど選択と集中が加速しており、生き残り競争は激しくなりそうだ。

そごう八王子店は1983年の開業で、2011年2月期の売上高見込みは223億円(ピークの92年2月期は同492億円)。137人の社員は他店への配置転換で雇用を維持するが、181人の契約社員は原則、契約を打ち切る。08年に全面改装したが、東京・新宿など都心の大型店や衣料品専門店に顧客が流れて営業赤字が続いていた。

昨年の百貨店市場は約6兆3千億円と、ピークだった91年の3分の2の水準。昨年1年間に閉鎖した全国の百貨店も11店と、ここ10年で最多。一部の都心店では販売に回復の兆しもあるが、不振に歯止めがかからない。

一方、3月には阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリングが「博多阪急」を福岡市に開業。5月には三越伊勢丹ホールディングス西日本旅客鉄道(JR西日本)と共同で、「JR大阪三越伊勢丹」を大阪市に出店。大阪市は百貨店の大規模増床も相次ぎ、総売り場面積は14年に4割強増える。各社は大阪や東京などの都心店に経営資源を集中する方針で、不採算店の淘汰が進みそうだ。

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