小売各社、物資支援続く セブン&アイは給水車も
東日本巨大地震の被災地向けに小売業が食品など緊急支援物資の提供を続けている。ローソンは13日正午、埼玉県内の配送センターから2リットルの飲料水5760本、カップめん4万個などの食品と割りばし、乾電池、使い捨てカイロなどを宮城県対策本部に向けて発送した。14日以降、約90人の本部社員が東北地方に向けて出発。被災地域の店舗の営業支援を行う。
セブン&アイ・ホールディングスも13日、宮城、岩手両県の災害対策本部に毛布1万枚、そのまま食べられるパック入りごはん4800個を届けた。郡山市役所にもパン約6000袋を届けた。宮城県災害対策本部には同日午前に給水車1台を提供した。
全国の生協が加盟する日本生活協同組合連合会(東京・渋谷)は13日、炊き出しに必要なしょうゆ、みそ、もちなどの食材を10トン車で11台分、宮城県に送ることを決めた。埼玉県桶川市の物流センターから順次配送し、早ければ同日夜にも現地に到着するという。
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