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百貨店・スーパーや外食、東北・関東で営業中止広がる

小売や外食店舗では営業中止などの影響が広がっている。百貨店は三越伊勢丹ホールディングスは三越仙台店(仙台市)の営業を取りやめた。三越日本橋本店(東京・日本橋)や伊勢丹新宿本店(同・新宿)など首都圏の全店舗の営業も午後6時に中止した。J・フロントリテイリングも大丸東京店(東京・千代田)と松坂屋銀座店(同・銀座)、松坂屋上野店(同・台東)の3店の営業を取りやめた。

首都圏のスーパーでもワインなどが落ち、製品が散乱した(午後3時2分、東京都台東区)

エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の百貨店、有楽町阪急(東京・千代田)は地震発生直後から営業を中止し、顧客の避難誘導を開始。横浜市の都筑阪急も午後6時に前倒しで閉店した。12日に営業するかは未定。

イオンは11日午後6時現在、東北地区で運営するグループのスーパー約130店で中止した。イオングループは同地区で総合スーパーを39店、食品スーパーを94店営業していたが、連絡の取れない6店を除き営業を中止していることを確認した。大型のショッピングセンターも中止している。ダイエーは仙台駅近くにある総合スーパー「ダイエー仙台店」(仙台市青葉区)、イズミヤは千葉、栃木、茨城県の4店舗で営業を取りやめた。

関東と近畿圏で食品スーパー約200店を運営するライフコーポレーションは、関東の全店約100店舗の営業を停止した。「商品が散乱し、停電している店もあり本日中の営業再開は難しい」(同社)。12日からは原則全店で再開する方針。

関東で食品スーパー約90店を運営するサミットでは、停電や店内の商品が散乱する被害がでている。現在確認できているだけでも十数店舗で出ており、営業中止の対策をとっている。「今後生鮮品や日配品などの納品の遅れが懸念される」と同社は話す。食品スーパー約240店舗を運営するマルエツでも一部で同様の被害が出ており営業を中止しているが、原則通常営業を続けるという。

このほか中止したのは、パルコの仙台店(仙台市)や池袋店(東京・豊島)など東北・関東の全12店。家電量販店ではヨドバシカメラが11日午後5時時点で東北と関東地方の16店舗の営業休止を決め、エディオンも関東全域の約20店などで中止した。

外食では、すかいらーくが太平洋側の海沿いに位置する店の営業を中止。回転ずし大手のあきんどスシローでは午後5時時点で首都圏と東北の約50店で一時休業した。コーヒーチェーン大手のドトールコーヒーは千葉県船橋市のコーヒー豆の焙煎(ばいせん)工場を止めた。ハンバーガーチェーン2位のモスフードサービスは関東や中部地方の一部店舗が一時休業している。

一方、日清食品ホールディングス(HD)は11日、給湯設備を搭載した特殊車両を被災地に派遣し、住民にインスタントラーメンを提供する検討を始めた。2台の特殊車両を保有し、1日あたり合計で最大3600食を提供できるという。特殊車両は1995年の阪神大震災や2004年の新潟県中越地震の際も被災地に派遣している。

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