2019年1月17日(木)

食べるラー油、イケメンキャラがレシピ紹介 サイトで物語も

2013/10/13 7:00
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 エスビー食品が食べるラー油「おかずラー油」の販促に力を入れている。食べるラー油市場を再び盛り上げようと、6月に専用サイトを開設。食材にちなんだ「イケメンキャラクター」を独自に制作し、主な顧客である主婦の関心をひく狙いだ。サイト開設以降、スマートフォン(スマホ)からのアクセスが増え、おかずラー油関連サイトの閲覧件数が3倍になった。専用サイトでレシピの紹介をしたり、創作キャラクターを募集したりして話題作りを仕掛ける。

イケメンキャラが主な顧客である主婦層にアピール

イケメンキャラが主な顧客である主婦層にアピール

「おかず学園レシピバトル」と名付けたサイトでは、おかずラー油を使った料理をキャラクターにみたてアイデアやおいしさを競う。おかずラー油をアレンジしたメニューを男性キャラクターに設定。キムチとおかずラー油の「キムラ君」、たまごとおかずラー油の「たまらお君」などが登場する。

夏はそうめんの「そうめん君子」、秋はご飯の「ごはん姫子」など季節ごとに主食を女性キャラクターとして登場させ、相性がいいと思う男性キャラクターに投票してもらう。ご飯には「おかずラー油とキムチ」が合うのか、「おかずラー油と納豆」が合うのかというように人気レシピを決める。

消費者の創作レシピも、新キャラクター募集という形式で募っている。おかずラー油と相性がいいと考える食材をキャラクター化し、名前や性格などをフォーマットに書き込んで送信してもらう。

「もう一度、おかずラー油に関心をもってもらいたい」とデザイン広告ユニットの新田慈氏は話す。食べるラー油は桃屋が2009年8月に「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を発売し、大ブームに。エスビー食品も10年3月に「おかずラー油」を売り出し、スーパーなどで売り切れが続出した。しかし「現在の売上高は10年の8分の1ほど」(エスビー食品)。

サイトの開設を検討し始めたのは昨年秋ごろ。30~40歳代の主婦の間で、お気に入りのイケメンのアニメや漫画のキャラクターをみつけての「エア恋愛」がはやっていた。「キムラ君」はキムチとラー油を使ったメニューの総称で、大阪のうどん店が広めた。

今月中旬からはキャラクターが話したり、動いたりする「モーションコミック」を導入し、おかず学園にライバル校が出現するなど物語を進めていく。冬の鍋商戦に向けては、キムラ君の店頭販促(POP)を作ってスーパーの店頭などでアピールする考えだ。ネット上では「エスビーらしくない」と驚きの声も上がっているが、創作レシピやキャラクターに興味を示す書き込みも増えているという。

(杉垣裕子)

[日経MJ2013年10月11日付]

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