マクドナルド原田氏「常識捨て考える力学んだ」 ジョブズ氏死去
日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長は6日、都内で開いた記者会見の場で、米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ会長の死去に対して「彼からすべての常識や経験を捨てて、新しいことを考える力を学んだ」と話した。
原田氏は1997年に米アップル副社長に就任。2004年までジョブズ氏の間近で働いた経験を持つ。「(米アップルで)4人の最高経営責任者(CEO)に仕えたが、アップルのあるべき姿を一番知っていた」とかつての上司を悼んだ。アップルの今後については「企業としてアップルらしさを忘れないという気持ちがあるから大丈夫だと思う」と述べた。