「スタンプ」で商機拡大 膨張するLINE経済圏

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2013/7/10 12:00
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若年層を中心にLINE人気を支えるのが「スタンプ」だ。無料版に加え、LINE内の通貨「コイン」を使い100コイン(170円相当)で購入できる有料スタンプは、ハローキティやゴルゴ13などキャラクターが様々な表情やポーズで登場。文字に代わるコミュニケーション手段となっている。このスタンプを核にしたサービスが購入証明型の「LINEマストバイ」と、アプリ宣伝のための「LINEフリーコイン」だ。

日本コカ、20代の飲用率が大きく増加

4月に始まったマストバイは指定された商品を買い、商品についたシリアルコードを入れると、オリジナルスタンプがもらえる仕組み。商品購入者が、オリジナルスタンプを使うことで、情報拡散やブランドの認知度向上に加え、スタンプを目的とした連鎖購入が期待できる。

日本コカ・コーラは爽健美茶のキャンペーンでマストバイを活用。約1カ月にわたりスタンプを提供し「20代の飲用率が大きく増加した。新規顧客の獲得には適したツール」(同社の水落衛・シニアマネジャー)と評価する。

ただ、たとえば商品に数種類のフィギュアを付ける、などの手法と比べると「スタンプを入手したら満足して終わり」となり、リピート購入につながりにくい課題は残る。たとえばスタンプを複数準備して、購入1回ごとに種類を選べるようにし、消費者の収集欲を刺激するなどの工夫が必要になるだろう。

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