個人、プロに運用お任せ ラップ口座残高8割増
金融機関のサービス拡充も奏功
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個人がまとまった資金の運用を金融機関に一任する「ラップ口座」の残高が急増している。大和証券など大手4社の2014年3月末の残高は、約1兆3000億円と前年同月比で8割増えた。「貯蓄から投資へ」の流れが起きる中で、資産形成の受け皿として需要が拡大。プロに運用を任せることで、金融商品を選ぶ手間が省けることも人気の要因のようだ。
ラップ口座は個人が金融機関と契約し、資産運用を一括して任せるサービス。金融...
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