三越伊勢丹の純利益93%減 4~9月、大阪店舗不振で減損

2012/10/26付
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 三越伊勢丹ホールディングスは26日、2012年4~9月期の連結純利益が前年同期比93%減の15億円になったと発表した。従来予想を75億円下回る。株式の4割を保有する持ち分法適用会社のジェイアール西日本伊勢丹が、主力店の「JR大阪三越伊勢丹」の販売不振により、188億円の減損損失を計上することが響く。

 連結経常利益は59%減の65億円と従来予想を75億円下回る。JR西日本伊勢丹の減損損失の4割に当たる80億円を営業外損失として計上する。

 大阪の店舗は11年5月にオープン。年間売上高目標は550億円だったが、今期は340億円と計画を4割下回る見込み。周辺地区の再開発が遅れて、来店客数が想定以下で推移する。首都圏に主力店舗が集中する三越伊勢丹の知名度が、大阪で低いことも響いているようだ。大阪の店舗は、13年3月期に2期連続で大幅な赤字となる見通しだ。

 三越伊勢丹は、JR西日本伊勢丹の株式の6割を保有する西日本旅客鉄道(JR西日本)と再建策を協議している。来年3月までに再生プランを固めて、「16年3月期に大阪の店舗を黒字化させたい」(三越伊勢丹の赤松憲・取締役常務執行役員)という。

 大阪の店舗の販売は、9月に前年同月比で2%強増加。10月も足元までで同4%増と持ち直しつつある。不振が目立っていた婦人衣料や雑貨などの売り場の刷新を進めて集客を強化。周辺では来春にかけて再開発が進む予定で、来店客は増加しそうだという。

 三越伊勢丹は、13年3月期通期の連結業績予想は「精査中」として据え置いた。純利益は前期比5割減の290億円を見込むが、11月上旬の決算発表では下方修正する公算が大きい。

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