2019年2月23日(土)

ソフトバンクの時価総額、終値で時価総額10兆円超

2013/11/25付
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ソフトバンクの株価が好調だ。25日には一時前週末比6%高の8600円と、連日で年初来高値を更新。終値でも株式時価総額が10兆円を上回った。米有力ヘッジファンドの株保有が引き続き材料視され、急ピッチの上昇で「持たざるリスク」を意識した買いも出たもよう。競合するNTTドコモなどとは違う、海外での成長期待も投資家の関心を集めている。

この日の売買代金は1638億円と東証1部のトップ。時価総額は三菱UFJフィナンシャル・グループに約1兆円の差を付けトヨタ自動車(約22兆円)に次ぐ2位だ。

上昇の原動力は22日に明らかになった米ヘッジファンド、サード・ポイントの株取得。出資先の中国の電子商取引最大手アリババ集団が2014年中に香港市場に上場する可能性も再浮上し、含み益拡大で好業績が続くとの期待が高まった。

14年3月期の連結営業利益(国際会計基準)はNTTドコモを抜いて1兆円以上となる見通し。海外M&A(合併・買収)を駆使した成長戦略も改めて評価されている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は22日「買収企業の貢献や通信料収入拡大で実質的な増益基調が続く」(田中秀明氏)と、目標株価を7500円から9500円に引き上げた。主に国内サービス拡充を進めるNTTドコモなどとの戦略の違いも、投資家の期待につながっているようだ。

ただ株価上昇率は11月だけで18%。「運用指標に出遅れないよう慌てて組み入れに動いた機関投資家もいる」(国内証券)という。「最近は需給面で買われている側面が強い」(ベイビュー・アセット・マネジメントの高松一郎氏)と過熱感を指摘する声も出ていた。

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