2019年1月20日(日)

時価総額1兆円超え、94社に急増 07年以来の水準

2013/5/20付
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この半年で時価総額が1兆円を超えた主な企業(単位兆円)
20日昨年
11月14日
ソニー2.180.87
富士重※1.980.59
大和1.750.54
ガンホー※1.450.07
OLC1.390.98
ユニチャーム※1.330.86
マツダ1.330.32
東レ1.210.71

※は新たに1兆円超になった企業

株式相場の上昇で時価総額が1兆円を超える企業が急増している。日経平均株価が5年5カ月ぶりの高値をつけた20日時点では94社となり、リーマン・ショック前の2007年末(107社)以来の水準となった。富士重工業ユニ・チャームなど業績好調組が新たに登場したほか、円安や株高の追い風を受けて再び1兆円超に増えた企業も多い。

1兆円超の企業は、野田佳彦前首相が衆院解散を表明した昨年11月14日時点では47社だった。ここまでの約半年で東証1部の時価総額は75%増え、1兆円超企業の数は2倍になった。

今回の株高局面で時価総額が初めて1兆円を超えたのは、富士重工業、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、ユニ・チャームの3社。富士重は軽自動車の生産から撤退し、北米で多目的スポーツ車「フォレスター」などに経営資源を集中。円安効果も出て利益が急増している。

時価総額上位10社(単位兆円)

20日昨年
11月14日
1トヨタ22.7210.55
2三菱UFJ9.894.88
3ホンダ7.744.24
4JT7.584.39
5ソフトバンク7.33.06
6NTTドコモ7.234.96
7NTT7.064.86
8三井住友6.663.34
9日産自5.533.09
10みずほ5.382.93

ユニチャームは衛生用品でアジアの需要を開拓し、13年3月期に海外の売上高比率が初めて過半になった。ガンホーはスマートフォン向けのゲームが大ヒットし、時価総額が半年で20倍に膨らんだ。

再び大台を回復した「復活組」には、円安・株高の追い風を受けた企業が目立つ。輸出採算の改善期待などでソニーは14年3月期にテレビ事業の黒字化を見込む。大和証券グループ本社は株式売買の手数料が増え、第一生命保険は保有株の含み益が増大したことが株価上昇の要因だ。

一方、オリエンタルランド東レSMCは独自の技術などで強みを発揮している。東京ディズニーランド開園から30周年を迎えたOLCはリピーター客を呼び込むサービスのノウハウを蓄積。東レは炭素繊維、SMCは空気圧機器でトップシェアを持つ。東京電力も福島第1原子力発電所の事故(11年3月)以来となる1兆円を回復した。

この日は取引時間中に一時、日野自動車が1兆円を上回るなど「予備軍」も増えている。

20日時点の時価総額ランキングは、トヨタ自動車が約22兆円で首位。

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