日経平均1015円安、3番目の下落率 原発事故を嫌気

2011/3/15付
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15日の東京株式市場で日経平均株価が急落した。終値は前日比1015円34銭(10.55%)安の8605円15銭。下落率は1987年のブラックマンデー、2008年のリーマン・ショック後に次ぐ過去3番目の大きさとなった。原子力発電所事故が深刻さを増していることを嫌気し、内外の投資家が保有する日本株を売った。

東京証券取引所第1部に上場する97%の銘柄が値下がりするほぼ全面安の展開。終値は10年9月以来、約半年ぶりに9000円を割った。

朝方から売りが優勢だったが、放射線量の異常な上昇などが伝わると動揺した投資家が保有株の換金売りを急いだ。午後に入って日経平均の下げ幅は1400円に迫り、8200円台に下落する場面があった。

みずほフィナンシャルグループの下落率が10%を超えるなど、主力株が軒並み急落した。東京電力の株価は2日連続で制限値幅の下限(ストップ安水準)まで下落し、今週に入ってからの2日間で42%値下がりした。東証1部に上場する1700弱の銘柄のうち1000超の銘柄が昨年来安値を更新した。売買株数は57億株を超え、連日で過去最高を更新した。

日経平均は今週2日間で1600円強下落した。市場では「株式相場は原発事故次第で先行きの見通しがまだ立たない」(大手運用会社)との声が出ている。

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