ネット企業、日本勢の利益率突出 50%超も
「携帯」「すみ分け」がカギ

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2011/1/14付
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 原材料が不要で労働力も少なくて済むインターネットサービス企業。そもそも利益率は高いが、日本勢は海外勢に比べても高い。交流サイト(SNS)グリーや日本のヤフーは売上高営業利益率が50%を超える。日本勢の収益力の源泉はどこにあるのか。

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 売上高の半分以上が営業利益、自己資本利益率(ROE)は8割という高収益企業グリー。米フェイスブックや中国ネット大手、騰訊控股(テンセント)の「QQ」など世界の交流サイトとの決定的な違いは携帯電話が主戦場になった点だ。ゲームを主軸に利用者を集め、外出先などでの暇つぶしにネット上の見知らぬ会員とゲームを楽しむという、世界的にはまれな交流サイトになった。

 同業のディー・エヌ・エーも売上高営業利益率は4割超。対戦の勝敗率など「ゲームを飽きさせないために細かい数字の分析を徹底」(南場智子社長)している。ゲームで使う武器や衣装など「アイテム」は会員が購入した分がほぼそのまま利益になる。

 日本の交流サイト運営会社がいち早く高収益企業になった背景には、携帯電話インフラの発達がある。データ通信の定額料金プランが浸透。通信会社を通じた決済によりサービスの利用料も確実に集金できる。ネット企業がNTTドコモなど携帯事業者に支払う手数料はスマートフォン(高機能携帯電話)のソフト販売時に米アップルに支払う手数料より割安だ。

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