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国際石開帝石株が急落 時価総額、初の1兆円割れ

9日の東京株式市場で国際石油開発帝石(1605)の株価が急落、2006年に上場して以来の安値(40万6000円)を付け、時価総額が初めて1兆円を割り込んだ。売買高は前日比6割増の9万8000株に膨らんだ。前日に発行済み株数の55%に相当する最大130万株の公募増資を発表、1株当たり利益の減少や需給の悪化が嫌気された。

朝方は売り気配で始まり、午前9時47分に制限値幅の下限(ストップ安)となる40万6000円で値が付いた。終値は41万5000円。値下がり率は13%と東京証券取引所第1部のトップで、時価総額は9787億円まで減少した。7日以降、石油業界で時価総額首位の座をJXホールディングスに譲り渡している。

調達資金は豪州沖で計画中の液化天然ガス(LNG)開発事業などに充てる計画だ。ただ最終的な投資決定は11年末以降になる見通しで、市場では「開発コストやLNGの長期販売契約の内容が明らかになっておらず、事業価値を評価しにくい」(シティグループ証券の宮崎高志アナリスト)との声が聞かれた。

BNPパリバ・インベストメント・パートナーズの山本平最高経営責任者(CEO)は「市場は増資に神経質。投資家の理解を得るには事業計画などを十分に説明する必要がある」と話していた。

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