日経平均、2年4カ月ぶり安値 震災後の上昇分失う

2011/9/6付
保存
共有
印刷
その他

6日の東京株式市場で日経平均株価が8600円を割り込み、東日本大震災直後の3月15日に付けた年初来安値(8605円15銭)を下回った。終値は前日比193円89銭(2.21%)安い8590円57銭で、2年4カ月ぶりの安値水準。

自動車メーカーなどの急速な生産復旧を受け、日経平均は震災後の安値から約4カ月かけて7月8日に1万137円まで18%上昇した。それから2カ月でこの間の上昇分を全て失った。

背景には市場の焦点が世界景気の変調に移り、生産が戻っても肝心の売り上げが伸びないのではとの懸念が出てきたことがある。6日もトヨタ自動車、ソニー、パナソニックなど輸出企業の株価が年初来安値を更新。トヨタの株価はリーマン・ショック後に付けた安値に接近した。

震災後の回復局面で日本株を買った海外投資家は売りに転じた。東証の集計では海外投資家は8月、第4週までに1兆円強の日本株を売り越した。米欧の市場混乱で海外勢はリスク資産の圧縮を急いでいる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]