ロームが6日発表した2010年4~6月期連結決算は、最終損益が41億円の黒字(前年同期は37億円の赤字)に転換した。国内外のデジタル家電需要の拡大を受け、主力の大規模集積回路(LSI)を中心に電子部品の販売が好調だった。海外工場でのコスト圧縮も寄与した。
売上高は18%増の899億円。LSIは薄型テレビのほかデジタルカメラやパソコンなど幅広い用途で需要が拡大し、販売額が476億円と前年同期比で16%伸びた。トランジスタやダイオードなどの半導体素子も20%増。AV(音響・映像)機器向けなどが伸びた。
環境対応製品として注力する発光ダイオード(LED)照明も商業施設やオフィス向けに受注を伸ばした。
08年に買収した半導体子会社OKIセミコンダクタの採算改善に加え、タイやフィリピン、中国などの工場で生産効率を高めてコストを圧縮したことも奏功し、営業損益は99億円の黒字(前年同期は49億円の赤字)に転換した。
11年3月期の通期予想は変更しなかった。売上高は前期比5%増の3540億円、純利益は3.5倍の250億円を見込んでいる。
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