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未来へ 若者前向き 「世界をリードする国に」5割

アンケート調査

政府が震災復興に手間取るなかでも、日本の若者は決して将来に対する前向きな気持ちを失っていない。被災地(福島、宮城、岩手の3県)を含む全国の大学生・高校生を対象としたアンケートで、こんな若者像が浮かび上がった。社会に貢献したいという意欲も強い。被災地や日本の再生にどう生かすか。政府や企業、地域社会の課題となる。

アンケートではまず震災を機に日本は良い方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのか、意識を聞いた。

震災からまだ1年で「わからない」という回答が最も多かったが、目を引いたのは「良い方向に向かっていると思う」という回答が、被災地で35%強あるなど、「悪い方向に向かっている」との回答を上回ったことだ。

震災後の日本は政治の混迷・停滞など、政治・経済の世界で良いニュースが少ない。アンケートはそんな中でも若者の"体感"がまだ、悲観に傾いていないことを示した。

震災を機に、あなたは日本をどんな国にしたいか――。こんな質問への回答にも若者の、新しい日本を作りたいという意識がにじんだ。

回答数の約5割と最も多かったのは「省エネなど環境技術で世界をリードする国」。「経済成長を追求する国」「低成長でも文化などを大事にする国」はそれぞれ2割程度で、震災後の若者は、経済成長か低成長かという対立軸とは別の発展志向を持ち始めているようにもみえる。

もう一つ、回答から浮かび上がったのは若者が日本を再評価していること。震災直後、海外から称賛された混乱をみせない生活ぶりについて、6割近くの若者が「日本人を見直した。誇りを持った」と回答。また、震災を機に、3割近くの若者が「日本への愛情、愛着が増した」(「減った」は約1割)と答えた。

▼調査の方法 調査会社マクロミルの協力で3月初旬、全国の大学生、高校生それぞれ250人ずつ、計500人に聞いた。

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