2019年1月17日(木)

三井物、ナスダック上場廃止へ 11年4月に申請

2010/12/3付
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三井物産は3日、米ナスダックに対し、米国預託証券ADR)の上場廃止を2011年4月に申請すると発表した。米証券取引委員会(SEC)への登録もやめる。日本市場での情報開示規制が強まったため、高水準の情報開示や内部統制の体制を維持できると判断。ADRの取引もわずかなため上場廃止を決めた。

上場廃止は11年4月下旬、SEC登録の廃止は7月ごろになる見通し。上場廃止後も米店頭市場でADRの取引は継続する。SEC登録の廃止後も、英文による財務報告の開示は継続する。14年3月期から国際会計基準(IFRS)の導入を目指すが、当面は米国会計基準の利用を続ける。

三井物は1963年に米国で転換社債(CB)と普通株式を発行し、71年にナスダック市場にADRを上場した。情報開示のレベルアップを狙い、米国証券取引法に基づく開示義務への対応や米国会計基準による連結財務諸表の作成を進めてきた。

ADRは米国以外の企業の株式を米国内で取引するため、現物株を裏付けに預託銀行が発行する証券。ソニーやトヨタ自動車など米国上場企業の株取引は、ADRがやり取りされている。

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