新生信託銀が暴力団に融資 系列信販が審査通す

2013/10/31付
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新生銀行は31日、子会社の新生信託銀行が系列の信販会社アプラスを通じて実行した融資で、暴力団関係者などとの取引があったと発表した。みずほ銀行が暴力団融資を放置していた問題が発覚した後に実施した調査で十数件が見つかった。すでにアプラスに返済を肩代わりさせ、取引を解消したという。

新生銀の当麻茂樹社長は記者会見で、「反社会的勢力への対策が不十分だった」と話し、同日からアプラスと反社会的勢力のデータ共有を始め、提携ローンの審査体制を強化したことを明らかにした。

提携ローンは反社会的勢力の情報が銀行に比べて乏しい信販会社が審査するため、通常の銀行融資に比べて暴力団関係者に融資してしまう可能性が高い。アプラスの提携ローンは同社が審査・保証した上で、新生信託銀のほか地銀など十数行が物品購入者に小口融資していた。

同日発表した2013年4~9月期決算は、連結純利益が前年同期比6%増の272億円だった。与信関連費用が9割超減ったのが貢献した。

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