独アリアンツ、日本の生保事業撤退 変額年金が不振
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欧州最大の保険会社アリアンツ(本社ミュンヘン市)は日本の生命保険事業から事実上撤退する。2012年1月1日付で新規の契約募集を停止し、既存の契約の管理に特化する。日本の株安・低金利が長引き、主力の変額年金保険の販売が低迷していることが背景にある。欧州債務危機が深刻になるなか、不採算事業の整理を急ぐ。
アリアンツ生命保険は銀行窓販で一時払い変額年金保険を中心に販売してきた。8月末の保有契約件数は3...
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