2019年5月27日(月)

2月の鉱工業生産、3カ月ぶり悪化 スマホ関連不振
0.1%低下

2013/3/29付
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経済産業省が29日発表した2月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整値)は89.0となり、前月比0.1%低下した。悪化は3カ月ぶり。中国で生産されるスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けの電子部品が減産となったためで、輸送機械や一般機械は改善傾向にある。3~4月の予測調査では指数が再び上昇に転じる見込みだ。

2月の生産指数は全16業種のうち10業種が前月を上回り、1月時点の7業種から増えた。経産省は「生産は下げ止まり、一部に持ち直しの動きがみられる」と基調判断を前月から据え置いた。

2月の指数は市場予想(2.5%上昇)を下回った。電子部品・デバイスが5.0%減と3カ月連続でマイナスとなったのが響いた。半導体集積回路や液晶素子など中国などで組み立てられるスマホ向け部品が落ち込んだ。窯業・土石製品も中国の春節(旧正月)による生産減でファインセラミックスなどが減り、0.5%減だった。

一方で輸送機械は北米や国内向けの自動車が堅調で1.8%増え、3カ月連続で改善した。一般機械も米国や台湾向けの半導体製造装置を中心に1.3%のプラスだった。

同時に発表した製造工業生産予測調査は3月が1.0%増、4月が0.6%増を見込む。一般機械が北米向け輸出や復興関連の需要増を見込むほか、電子部品も輸出の増加でプラスに転じる予測となっている。

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