2019年1月17日(木)

鉱工業生産3.1%低下 5月、欧州向け車が低水準

2012/6/29付
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経済産業省が29日発表した5月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整値)速報値は92.4と、前月比3.1%低下した。マイナスは2カ月連続。4月まで好調だった自動車の生産が欧州向けを中心に調整した。6月と7月の予測値はプラスとなっており、経産省は基調判断を「持ち直しの動きで推移している」と据え置いた。

5月の指数の低下幅は事前の市場予想(2.8%)よりも大きかった。今年は5月の稼働日が4月より少なく、経産省は「数字が実態より弱く出ている可能性が高い」と分析している。専門家の間では「落ち込みは一時的で、生産は夏場にかけて持ち直す」(野村証券)との見方が多い。

生産指数は全16業種のうち12業種で低下した。輸送機械工業が11.1%下がり3カ月ぶりのマイナス。欧州向け乗用車の生産水準を落としている。このほか化学工業が合成洗剤を中心に4.5%低下、一般機械工業もショベル系掘削機械の生産減で2.4%下がった。

鉱工業全体の出荷も自動車の減少が響いて1.5%低下し、4カ月ぶりにマイナスだった。在庫も0.6%減と3カ月ぶりのマイナスだった。

同日発表された製造工業生産予測調査は6月が2.7%、7月が2.4%といずれもプラスだった。電子部品・デバイス工業が家電や産業機械、ゲーム機器向けを中心に高い伸びを続ける計画だ。輸送機械工業の予測は6月に3.2%減、7月は1.4%増だった。

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