革新機構、含み益400倍 14年3月期、初の最終黒字に
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官民ファンドの産業革新機構は投資先の再建が進んで保有株式の含み益が大幅に拡大している。半導体大手のルネサスエレクトロニクスなどの株価が支援決定時に比べて値上がりし、2014年3月期末の含み益は8200億円と、前の期の21億円から400倍近く増えた。保有株を一部売却して最終損益も初の黒字となり、政府へ配当を支払う。
革新機構の14年3月期の最終損益は362億円の黒字(前の期は97億円の赤字)となった...
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