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首都高、5区間改修に6300億円 老朽化対策で

首都高速道路会社は古くなった道路で2014年度から実施する具体的な更新計画をまとめた。1号羽田線や都心環状線など3路線の5区間を造り替えるほか、大規模な補修も手がける。10年程度かけて実施し、費用は6300億円を見込む。20年開催の東京五輪や首都直下地震の恐れなどに備え老朽化対策を急ぐ。

首都高の総延長301キロメートルのうち、造り替えるのは5区間の8キロメートル。都心環状線の「竹橋―江戸橋」と「銀座―新富町」、1号羽田線の「東品川―鮫洲」と「大師橋」、3号渋谷線の「池尻―三軒茶屋」が対象になる。14年度から工事に着手する「東品川―鮫洲」の場合、鉄筋の腐食が目立つ桟橋を高架橋にする。

工事中は迂回路を造るなどして、通行に極力支障が出ないようにする。造り替える5区間では3800億円の費用を見込む。このほか4号新宿線や6号向島線なども含む計55キロメートルで、損傷した床部分を取り換えるといった大規模な補修作業も実施。補修費用は2500億円となる。

一連の事業に必要な財源は、高速道路の有料期間を延長することで確保する。現在は有料期間を50年までとしているが、最大で65年まで延ばしたうえで、将来的に入る料金収入を担保に更新費用を調達する枠組みを想定している。

1962年に開通した首都高は築30年以上経過した部分が総延長ベースで約5割を占め、老朽化対策が急務になっている。今年1月には首都高速会社の有識者委員会が更新費用として7900億~9100億円が必要になると発表した。今回は会社側が対象を絞り込んで有識者委の見解よりも費用を減らし、実施計画をまとめた。

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