2019年3月19日(火)

黒田総裁、異次元緩和「すでに効果」 米シンポジウムで

2013/8/25付
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日銀の黒田東彦総裁は24日、米ジャクソンホールで開いた中央銀行関係者らによるシンポジウムで講演し、日銀が4月に導入した異次元緩和について「すでに効果を発揮しつつある」と強調した。

総裁は大規模緩和で市場、実体経済、物価予想の3つの面に好影響が及んでいると説明。株価の上昇や、設備投資の持ち直しの兆し、金融市場が予想する将来の物価上昇率の上昇傾向などを例示した。

一方、緩和策で膨らんだ投資マネーが新興国市場を混乱させているとの見方には反論。金融緩和と世界的な資金の流れは非常に複雑で「金融緩和を行ったからといって必ずしも資本が海外に流出するとは限らない」などと述べ、自身の政策への批判をかわした。

国債の大量購入には市場の大幅な振幅など弊害を指摘する声もあるが、金融安定を脅かすリスクが増大している証拠はなく、日本の金融情勢は「極めて健全だ」とも訴えた。(ジャクソンホール〈米ワイオミング州〉=西村博之)

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