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NKSJ、傘下2損保合併を正式決議 14年度上半期に

NKSJホールディングスは23日、傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の2損保事業会社を2014年度上半期に合併することを決議し、正式発表した。10年4月の経営統合から2年。自然災害の多発など厳しい経営環境を勝ち残るため、さらなる経営効率化が必要と判断した。

新会社の社名は「損害保険ジャパン日本興亜」。両社は全く違う社名にすることも検討したが、会社の認知度を生かせる方が得策だと考えた。新会社の社長には日本興亜損保の二宮雅也社長、会長には損保ジャパンの桜田謙悟社長が就く。

新会社の正味収入保険料は単純合算で1兆8772億円(11年3月期実績)。損保単体では東京海上日動火災保険を上回り首位になる。ただ、NKSJの12年3月期の連結最終損益はタイの洪水被害などの影響で1千億円の赤字見通し。損保ジャパンの桜田社長は「合併までの2年で徹底的に重複事業を排除して物件費を下げる」と語った。

合併後の融和には課題も指摘されている。社名は現在の2社の名称がそのまま残り、人事は4月からの持ち株会社の桜田社長―二宮会長体制と入れ替えた形。規模で勝る損保ジャパンが日本興亜に配慮した面が色濃く、合併の決定を先送りしてきた経緯を乗り越えて新しい会社をつくれるか。両社長の手腕が問われる。

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