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みずほ銀頭取に林氏 佐藤氏はFG社長に専念

林信秀副頭取

みずほ銀行は23日、佐藤康博頭取(61)が4月1日付で退任し、後任に林信秀副頭取(56)が昇格する人事を発表した。佐藤氏はみずほ銀では代表権のない取締役に退くが、持ち株会社であるみずほフィナンシャルグループの社長は続ける。反社会的勢力への融資問題を踏まえ、持ち株会社と傘下銀行のトップを分けて企業統治を強化する。

佐藤氏は同日の記者会見で、銀行の頭取を辞任する理由について「一連の行政処分に対する業務改善計画を提出し、一つの区切りとして決断した」と強調した。みずほ銀では塚本隆史会長がすでに退任している。佐藤頭取はこれまで退任の意思はないと表明していた。

同席した林副頭取は「行政処分で傷ついたみずほのブランドを立て直す」と抱負を語った。林副頭取は旧富士銀行出身。国際業務の担当が長く、海外の収益基盤を強化してきた。

みずほグループは第一勧業、富士、日本興業の旧3行による主導権争いが続いてきた。佐藤氏は林副頭取について「旧3行の意識がない人を選んだ。使命をやり遂げる胆力や突破力がある」と述べた。

みずほFGは6月をめどに委員会設置会社に移行する。取締役会議長や指名・報酬委員会の委員長など中核ポストを社外の人材に委ね、経営の監視機能を強化する。

佐藤氏は「持ち株会社の役割は格段に大きくなっている」と指摘。最高経営責任者(CEO)としてみずほFG社長にはとどまり、グループ全体の指揮を執る。

林 信秀氏(はやし・のぶひで)80年(昭55年)東大経卒、富士銀行(現みずほ銀行)入行。みずほコーポレート銀行常務、13年副頭取。岐阜県出身。

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