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八ツ場ダム工事費、5年ぶり計上 14年度予算案

政府は2014年度予算案に群馬県の八ツ場ダムの事業費(国費ベース)で、今年度当初予算比2%増の50億円を計上した。地元自治体の負担分も含む事業費全体は99億円とした。09年の民主党への政権交代で凍結していたダム本体の工事費も5年ぶりに予算に盛り込んだ。19年度の完成を目指し、建設を加速する。

八ツ場ダムは09年度予算にダム本体の工事費が盛り込まれたが、民主党政権の発足で建設が一時中止になった経緯がある。自民党が政権に復帰した13年度予算では、ダム本体の工事に必要となる道路整備などの本体関連工事の経費を計上。14年度予算案に本体の工事費が盛り込まれるかどうかが焦点になっていた。

八ツ場ダムは利根川流域の洪水を防止するため、旧建設省が1952年から調査を始めた大型公共事業だ。国土交通省は今年8月に建設基本計画を見直し、15年度としていた完成時期を19年度に延期した。総事業費は4600億円を見込む。

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