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健保組合、2年で積立金枯渇の恐れ 組合の8割赤字

健康保険組合連合会(健保連)は22日、大企業の会社員が加入する健康保険組合の2013年度予算をまとめた。全1420の健保組合の8割強が赤字で、経常赤字の額は4573億円。支出増に備える積立金は07年度末に2兆8千億円あったが、13年度末には9700億円まで減る。2年程度で積立金が枯渇する恐れがある。

健保連に予算を出した1393組合のデータから全体の収支を推計した。赤字は6年連続で、全体の4割の557組合が保険料率を引き上げる。健保全体の平均保険料率(労使合計)は前年度比0.3ポイント高い8.6%で、6年連続で上昇する。保険料率は比較可能な03年度以降で過去最高を更新する。

保険料の収入総額は4.6%増えるが、高齢者医療制度への支援金も4.6%増の3兆2863億円になる。赤字の健保組合は積立金を取り崩し、給付にあてる。それでも賄えない組合は保険料を引き上げている。

積立金は13年度末までの6年間で約1兆8千億円を取り崩すことになる。白川修二専務理事は「2年強で積立金はなくなる」とした。取り崩す積立金がなければ、保険料を一段と引き上げるしかない。赤字を出さずに収支を均衡させる実質保険料率は9.6%だ。

厳しい財政は高齢者医療の支援が理由だ。13年度、保険料収入に占める支援金の割合は46.2%と過去最高になった。高齢者医療への支援金は08年度比で2割増加する。

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