預金保険料率、初の引き下げへ 「銀行破綻なし」で0.01%
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預金保険機構は預金保護や金融システム維持に使う預金保険の料率を、2012年度から条件付きで下げる方向で最終調整に入った。1年を通じて銀行が破綻しなかった場合、保険料をさかのぼって約0.01%下げ金融機関に還付する。
1971年の制度発足以来、条件付きとはいえ保険料の引き下げは初めて。預保機構が26日に開く運営委員会で決める。
預金保険料は全国の銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫が破綻時の預金者保護...
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